先日のカワイ表参道「パウゼ」でのコンサートには、沢山の方にお越しいただきまして、本当にありがとうございました!近頃はコロナだけでなく、地震があったり停電があったり、何が起こるか分からない中で、無事に開催出来ただけで幸せだな・・・と、心から思っております。
今回も、沢山の方がアンケートにご協力くださいました。皆様ありがとうございました!お一人お一人のご感想を嬉しく読ませていただきましたが、多くの方が、この暗い世の中に明るいものを感じて心が晴れた、と書いてくださって、私自身も救われました♪ とにかく、今回は音楽によって少しでも皆様の心を軽くすることが出来れば・・・と願っておりましたので、その思いが通じて、大変嬉しく思っております。
今回は午前中の公演、というのと、一日2公演という初めての挑戦だったわけですが、午前公演は、カワイ楽器さんが9時には調律を終えてくださっていたので、特に問題なく臨むことが出来ました。ただ、一日2公演というのは、想像を超えた部分があり、難しかったです。
気になっていたのは2回目の公演だったのですが、1度本番を終えて緊張も解け、ガラス張りの会場も暗くなって、ぐんと落ち着いた雰囲気の中で弾きやすくなるのではないか、そこに1回目の疲れが加わったとしても・・・と思っておりました。実際は、第1部と第2部とでお客様の層が変わり、雰囲気が想像以上に違っていて、第2部の方は深く真剣に聴いてくださる空気がビシビシと伝わってきて(笑)、だんだん緊張してきてしまいました。
また、同じピアノでも時間が立つと鳴り方が変わってくるのですね。そんな想像を超えた部分に対応しようとしたり、本当はもっと弾きやすくなるはずなのに・・とか、1回目はもっと弾けたのに・・などと感じたりしているうちに数曲が過ぎ、調子が出てきたのはプログラムの半分を過ぎた頃で、今からもっと沢山弾けたらいいのに!と思ってしまいました(笑)。
ただ、皆様のご感想を拝見する限り、第2部のお客様も第1部と同様に楽しんでくださった感じで、こんな私の格闘は(笑)、お客様側は気付かれなかったかも知れません。ただ、やはりライヴは難しいし、その時、その場にならないと分からない1度キリの瞬間だからこそ、面白味があるのだな・・・と、改めて思いました。
今回は、サロンの出口近くで面会を行い、明るい皆様の笑顔に触れ、懐かしい方々にもお会いできて、嬉しかったです♪ また、コンサートの最後に、10月30日(日)14時~の王子ホールのリサイタルのご案内をしたところ、多くの方が、10月もまた楽しみにしています、と書いてくださって、嬉しく思っております!秋には、またお元気な皆様にお会いできますように・・・!!
少し休んだら、来月の関西公演に向けて調整するつもりです。次も一日2公演、しかも演奏の間にお客様とのティータイムも挟みますので、東京公演とは全く違った状態になりそうですが、お客様お一人お一人との出会いに感謝して、いい音楽をお届け出来るようがんばりたいと思っています♪